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DHCに騙され続けちゃっている俺・・・ [DHC]

 DHCの会長が2020年11月「ヤケクソくじ」の企画の説明内で差別的な発言をし、批判を受けたのは聞いていますが、それよりも「やけくそ」という言葉を企業が使ったことがショックでした。

 私は…たしか1997年前後セブンイレブンで働いていた時期があって、そのころ店内でDHCが売られていたっけ?当時化粧品は資生堂、カネボウあたりがトップブランドであり、DHCなんて聞いたことないし、中高生用の「おもちゃ化粧品」的な目で見ていました。まさかその後これほどの急成長を遂げるとは予想もしていませんでした。

 その5~10年後自営業をしていたころ、疲労回復のいいサプリメントはないか?とか老化現象を遅らせるものはないかと検索していたところ、DHCのサプリメントにたどり着きました。今服用しても全く変わりないのですが、当時「コエンザイムQ10」を服用したところ、明らかに翌日の目覚めから違ったんです。ものすごい違いではないんです。ほんの少しなんです。当時よっぽど疲れていたんだと思うんです。あれほど仕事に行きたくないと思っていた自分がいたのに、朝起きて「行こう」って気になれたんです。今だったら、その原因はあれこれ考えられるんですが、当時あまり満足に睡眠しておらずそれ以外ずっと働いており、毎日全く同じ行動をしているためいつもと違うのはDHCのサプリメントを飲んだ以外になかったんです。だから、これは効く、と断言できます。でも効果はほんの少しです。たぶんこれが効かない人は正直、限界まで疲れてない人です。私自身も効果はあの時一回きりです。あの後、ただの一度も効果を感じられませんwww。効果があったのは一緒に含まれていた別の成分の可能性も考えられるので、コエンザイムQ10自体に効き目があったかどうかは怪しいです。でも間違いなくあの日あの時私の体に実際に効いたんです。

 それ以来DHCのユーザーを続けています。それが、どうして「ヤケクソくじ」なんでしょう?ここまで頑張って順調に成長してきた企業だったのになぜ「ヤケクソ」というある意味不適切な言葉を突然使用したのでしょうか?

 このくじを見たとき、驚きを隠せませんでした。オリーブオイル由来の石鹸で洗顔し、ローション塗布した後オリーブオイルで保護する。この作業が世の日本の女性の間で徐々に広まっていると思われていただけにこの負け犬的な言葉が受け入れられなかった。
 正直男性の俺には化粧品のことは判らない。でもサプリメントは呑み続けているからわかる。価格や一日の服用成分量も他社と常に戦ってきたし、一日推奨服用粒数が多いのも、ある意味自分で粒数を調節すればいいから、すごくありがたくて親切だと感じた。ライバルであるサントリーのDHAがどんなに頑張ってもいずれ追い越すだろうと予測できた。

 何もしなくてもこのままでよかったのに、このくじで私はずっこけた。売り上げは変わらないかもしれない。でも、今回極らくらくEXの成分を比較して愕然とした。

             極らくらくS    極らくらくEX
8粒あたり         3224mg      3216mg
熱量            13.1kcal      11.5kcal
タンパク質         0.72g        0.68g
脂質            0.21g        0.23g
炭水化物          2.09g        1.68g
食塩相当量         0.038g       0.017g
グルコサミン塩酸塩     1500mg      1500mg
メチルスルフォニルメタン  600mg       500mg
コンドロイチン硫酸     150mg       60mg
5-ロキシン        60mg        60mg
2型コラーゲン       36mg        15mg
ヒアルロン酸        18mg        10mg
CBP            6mg         3mg
エラスチンペプチド(魚由来)2mg         2mg

ぐは~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
脂質以外はダウングレードしている!!

 いままでずっと信頼しきっていたDHCさんだっただけにこのがっかり感はどう処理していいのかわからない・・・。

 ウクライナ情勢のため、燃料代が高騰し、値上げは仕方ないといった流れだが、しれっとリニューアルしたばかりか、EXっていう一つ上のランクを表すような記号をつけているが実質ダウングレード。グルコサミン塩酸塩と5-ロキシンはそのままなのに、コンドロイチン硫酸や2型コラーゲン、ヒアルロン酸に至っては半減している。これって何を意味しているか?

 考えられることは二つ。
 ①ダウングレードしても全く影響がない
 ②ダウングレードしても影響が出るのは数年後
の、いずれかだろうと予想できる。

 ここからはあくまでも私見だが・・・
グルコサミン塩酸塩は配合量も多く、販売戦略上減らせなかったんだと思う。5-ロキシンは関節の抗炎症などの効能を持つとよばれる成分であり、鎮痛剤としては減らせない。

 実は私は以前膝が痛い時にらくらくを飲んだら数か月後痛みが取れたので効くのではないかと思って飲んでいる。しかしよく考えてみれば痛みが取れた気になったのは呑み始めた最初の頃だけだ。その後「グルコサミン」に換えたところ痛みは復活した。で、らくらくに戻した。やはり効かず今では5-ロキシン入りである極らくらくを飲んでいる。現在粒数を調整して飲んでいるが歳を取るにつれ時々痛い。これらは何を意味しているか。おそらくだが、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸は経口摂取してもほとんど効果はないのではないかと。コラーゲンペプチドはもしかしたら半減することで影響が出る人が出るのは数か月後数年後なのではないか?

 で、今までなんだかんだ上手な宣伝によってDHCのサプリメントユーザーを続けてきてしまっているが、「ヤケクソくじ」の一件から信じられなくなってきている。他社よりも安い価格で配合量の多い製品を売り続けてきたDHCの会長が、このような人物だったとは。だまされた感が強いです。

 実はそれ以前にもDHCを信用できなくなったことがありました。ある新しいサプリメントが発売になり、開発者の医師のコメントが載っていたことがありました。そのコメントには「私はこのようなスト―リーを考えました」的な発言があったのですが、このストーリーという言葉に違和感を感じたんです。つまり発見された有効であると思われる成分を含んだ製品が、体のどこの部分にどのように効くのかということをユーザーに分かりやすく説明するわけですが、これを医学的に説明するだけならばストーリーとは言わないと思うんです。つまりは医学的見地から効くか利かないかを語っているわけではない、ということなんです。医者が、ですよ?

 多分、世界のどこかで「ある疾患に効くかもしれない」という成分が発見されたが、本当に効くかどうか結論を出すには臨床実験データが足りない。つまり効くかどうかわからない成分入りの製品をいかに効きそうに思わせるか。それがストーリー。そして、その購入者がその感想をDHCらくがき版に書くことでフィードバックされる。これが臨床結果となるのだが、「おそらく効かないかもしれない」とわかっている成分も同じように販売することは可能である。

 昔、ヤクルトは呑む乳酸菌飲料の代表選手だった。体にいいんだよという一言で飲んでいたっけ?おいしかったから、定期購入する者は後を絶たなかった。そして本人がおいしくて健康になれるのならと納得して購入しているならそれでよかった時代だった。プロ野球の球団ができちゃうくらい。

「乳酸菌は胃酸で死なないの?」、「そもそも製品化する際に殺菌しているんじゃないの?」という疑問は確かにあった。でも、仮に腸には届かなかったとしても、
「乳酸菌の死骸は他の乳酸菌やビフィズス菌などの餌になるのだ」
というわけのわからない理由で言いくるめられだまされている自分がいたっけ。そんな私は現在DHCの届くビフィズスEXを時々服用している。腸まで届くような構造なら効く気がする。確かにこれを服用した翌日は、食べたものにもよるのだが、気持ちよく排便できる。

 そんなわけで、俺はサプリメントをたくさん服用しているがその多くは全く根拠はないのだろうなと思いながらも、おまじないがてら服用を続けている。
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